注目キーワード

最新技術

「畑に行かずにアプリで農作業」が未来のスタイル?

スマートフォンアプリ「COLTIVERRA」で、遠隔操作による離れた場所からの農作が可能になった。

イタリアでは都市生活者が郊外の畑の一部を借りて家庭菜園を持つことが人気だが、一歩進んでアプリによる遠隔操作でどこにいても農作ができるようにするサービスがある。それがオリバー・アストロロゴ氏の発案した「COLTIVERRA」だ。

南伊、カラブリアの4500㎡の農園に、利用者がアプリから作物や肥料を選択して作物を栽培し、それを設置されたカメラを通していつでも観察することができる仕組み。採れた野菜は自分のところに送ってもらうことも販売することもできる。利用者が望むなら実際に見に行くことも可能だ。経験のない人でもこの農園の専門家たちからのサポートを受けながら農作をすることができ、最低限の収穫は保証。それによって自分の目で確かめた有機野菜を食べられる。

興味のある人はサイトから登録すると畑を紹介され、最低3ヶ月から畑を持てる。現在一時活動を休止しているため、今後の展開予定は公式サイトで確認を。

EJ_APP20160630_01

自分が口にする野菜が確かな物であることを設置されるモニターによって実際に確かめることができる。


COLTIVERRA
coltiverra.com


text: Miki Tanaka

※『EARTH JOURNAL』vol.02 より転載

農業機械&ソリューションLIST

アクセスランキング

  1. 軽トラカスタムの新潮流!親しみやすさが人気の『レトロカスタム』
  2. 2020年注目女優・南沙良、映画『もみの家』の撮影を通して野菜好きに!?
  3. 2023年注目農業ウェア・アイテム6選! セレクトショップのおすすめを紹介!...
  4. 憧れの自動運転!トラクター自動化製品まとめ 【スマートトラクター編】...
  5. 低コストで高耐久! 屋根の上で発電もできる「鉄骨ポリカハウス」
  6. 神木隆之介が天才植物学者に! 朝ドラの舞台・高知の生産現場で実感した「強さと努力」...
  7. 成功する農業後継~時代を超えて繋がれた”先々代の夢”
  8. 【知って得する】若手農家必見! 農家が知るべき3つの「生産性」とは?
  9. 斜面の草を楽に、グングン刈れる!「超顧客志向」から生まれた草刈機
  10. 「生産活動そのもの」を価値として販売するには? コメ農家の未来を切り開く、生産者の奮闘...

フリーマガジン

「AGRI JOURNAL」

vol.32|¥0
2024/07/19発行

お詫びと訂正