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スゴ腕精米店主が語る! ブランド米のトレンド動向

一歩通りを出ればそこはファッションカルチャーがひしめき合う、東京原宿・表参道。この地で、昭和5年からずっとお米で全国をつなぎ続けている精米店。それが、小池精米店だ。今回は、十一年前に三代目として受け継いだ小池理雄さんに、揺れ動く現在のブランド米事情について、お話を伺った。

ブランド米が流行っていますが、
その流れをどう見られますか?

日本で一番生産量が多いのがコシヒカリで、全体の33%くらいを占めています。そのコシヒカリの生産県は新潟が主なのですが、今度その新潟が新しい品種「新之助」を出すんです。新潟ですら、コシヒカリだけではお米の消費減退の傾向を食い止めるのは難しいと思っているんですね。個人的にはもしかしたら消費者に飽きられているのでは、と感じています。

そこで、何か変化を作ることで目線を変えてもらい、まず興味を持ってもらいたい。ただ、コトはそんなに単純ではないと思っています。お米に手を伸ばす人は、果たして味だけで手を伸ばしているのだろうかと。

その中で、「ゆめぴりか」と「つや姫」はブランドを維持するためにキービジュアルを設けて大々的にコマーシャルを流してお客の印象に残るようにし、いっぽうで一定の基準以下の品質のお米は市場に出さずプロであるお米屋さんからも高評価を得ており、そういった意味では、だいぶうまくいった例ですね。

最近のブランド米には、
他にどのようなものがありますか?

ブランド米が強いのは北海道ですが、近年岩手からも新しいお米が出てきています。岩手で作られているのは基本「ひとめぼれ」なのですが、それ自体は宮城のお米です。そこで、自分たち独自の美味しいお米を作ろうという流れの第一弾が、この「銀河のしずく」です。しっかりした食感のなかにも噛みしめるとほとばしる甘さが非常に印象的なお米です。

個人的なオススメは「能登ひかり」ですね。口に放り込むとしっかりとした粒感が感じられ、甘さもさわやかでおかずの味を壊しません。

新潟県佐渡島の「朱鷺と暮らす郷米」のように、ストーリーを大切にしたお米や、被災地からのお米、例えば熊本県の「森のくまさん」や宮城県の南三陸から届いたお米のように、企業CSRの一環として出てきていたものもありました。

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