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本田防除がラクになる! 操作不要の「薬剤散布用ロボットボート」

その年の優れた農業技術を称える「2017年農業技術10大ニュース」。そのひとつとして、水田防除用の自動運転技術を搭載した「ロボットボート」が選ばれた。農水省を唸らせた、これまでの常識をくつがえす薬剤散布用ボートの実態とは?

ラジコンボートの自動運転で
本田防除がよりラクに!

ラジコンボートは、薬剤を載せた船体を遠隔操縦することで水田上を滑走させ、船底から薬剤を散布できる機械。水田農家において普及が進んでいるが、水面上に浮かぶ船体を正確に走行させることは、熟練者でないと非常に難しい。そのうえ目視による操縦では、作業中に畦畔へ衝突してしまう危険性が高いという課題が残されていた。

このような現状を踏まえ、北海道大学大学院農学研究院では、手動操縦の代わりに「径路計画」「位置・姿勢センシング(センサー感知により情報を計測し、数値化する技術)」「独自の制御モデル」を組み合わせたロボットボートを開発し、自動運転を実現した。

ロボットによる均一散布と
省力・省人化に期待

ロボット化された水田ボートを使用することで、作業者が遠隔操縦技能を有していなくても、自動運転による省力・省人化が可能となる。また、手動操縦に比べてロボットボートは計画径路を高精度に水面滑走できることから、薬剤散布のムラを最小限にとどめ、畦畔へ衝突する危険性も低減される。

今後は、システムの低コスト化や走行精度・速度の向上、強風下での走行安定性の向上など検証し、実用化を目指していくという。

DATA

北海道大学 大学院農学研究院

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