注目キーワード

政策・マーケット

有名シェフと育種家によるユニークな種苗メーカー誕生

種苗メーカー「ロウ7シード」は米国の有名シェフと育種家によって創設された新たな農業アイテムだ。それぞれの恊働によって生まれたアイテムはいったいどんなものなのだろうか?

新たな種苗メーカーで
より良い食材を食卓に

米ニューヨークの高級レストラン「ブルーヒル」でシェフを務めるダン・バーバー氏は、米コーネル大学のマイケル・マズレック博士らとともに新たな種苗メーカー「ロウ7シード」を創設した。植物育種家とシェフ、農家の恊働によって、味と栄養価を追究した品種をつくりだし、美味しく健康によい食材をより多くの人々に届けることを目指している。

2018年2月には、家庭菜園を楽しむ消費者や中小規模の農家をターゲットに、カボチャの一種であるバターナッツ・スクワッシュなど7種類の種子を販売開始。種子はすべて米国で生産され、有機認定されている。近い将来、「ロウ7シード」の種子から実った食材が米国の食卓を豊かに彩りそうだ。

Row 7 Seed Company

問い合わせ


Row 7 Seed Company


Facebookページ


Text:Yukiko Matsuoka

関連記事

農業機械&ソリューションLIST

アクセスランキング

  1. 薄緑の葉色は「鉄欠乏」のサイン? 予防と対策は?
  2. 空調服に水冷服、ネッククーラーも登場! 真夏の暑さ対策ウェア4選
  3. 高温・乾燥ストレスの予防に!「海藻」の恵みを植物へ届けるバイオスティミュラントとは?...
  4. コロナ禍におけるコメ需要の変化は?稲作農家が行うべきマーケティング戦略...
  5. 畝間・株間除草をラクにする刈払機アタッチメントが登場
  6. 軽トラカスタムの新潮流!親しみやすさが人気の『レトロカスタム』
  7. 〈検証〉農作業による腰痛がもたらす危険性とは? アシストスーツは腰痛対策になるのか...
  8. いまさら聞けない! バイオスティミュラントの基礎知識
  9. ストレスの少ない草刈り作業へ! 大型エンジン搭載のコメリオリジナル草刈機...
  10. 美味しさだけでは売れない!? 差別化につながる「ブランド米戦略」とは

フリーマガジン

「AGRI JOURNAL」

vol.32|¥0
2024/07/19発行

お詫びと訂正