注目キーワード

政策・マーケット

農水省が生産者の海外輸出サポート、「輸出の可能性」無料診断も

農水省が、国内で生産した食品の海外輸出をサポートするプロジェクト「GFP」を立ち上げた。公式サイトを通じて、輸出に意欲的な生産者の募集を開始。登録者は、「輸出可能性」の無料診断を受けることができる。

8月に公式サイト開設
登録者の募集スタート

農林水産省主導の農林水産物・食品輸出プロジェクト「GFP」が、登録者を募っている。

GFPの「G」はGlobal、「P」はProject。中央の「F」は、Farmers(農業)、Fishermen(漁業)、Foresters(林業)、Food Manufacturers(食品加工業)の4つの単語の頭文字をとったもの。GFPは、これら4業種の輸出をサポートするプロジェクトだ。

日本の人口は減少し続けており、2050年には1億人近くにまで減るといわれている。その一方で、世界の人口は増加の一途をたどっており、100億人に達する見通しだ。単純計算で、世界には日本の100倍の「食」の需要が存在することになる。

ならば、と生産者が自社商品を輸出しようと考えても、需要の有無や市場動向、輸出先の国策など、さまざまな障壁が立ちはだかる。そう簡単な話ではない。

こうした状況を踏まえて、GFPは、農業や漁業、林業などの輸出を支援するために立ち上げられた。農水省が、さまざまな角度から輸出をサポートする。

具体的な取り組みとして、8月にGFPの公式サイトがオープン。サイトを通じて、輸出に意欲のある生産者の募集を開始した。


公式サイトのスクリーンショット

登録すると、農水省が無料で「輸出可能性」を診断。実際に輸出に携わる流通業者や、政府の担当者が、登録者の産地へと視察に赴き、生産状況を鑑みて輸出の可能性をレポートにまとめる。輸出のための具体的な情報やアドバイスなどを、無料で得られるチャンスだ。

そのほか、輸出を目指す生産者同士の「横のつながり」となるコミュニティーを形成していく狙いなどもあるという。まずは公式サイトをチェックしてみてほしい。

DATA

GFP 農林水産物・食品輸出プロジェクト

関連記事

農業機械&ソリューションLIST

アクセスランキング

  1. 「知識と技術が成功の鍵を握る」4Hクラブ京都府会長が語る、農業の発展と展望とは...
  2. 【JGAP畜産】働く人が働きやすい環境に。人財不足の課題解決につながる
  3. 足腰の負担を減らし、作業効率アップを実現! 導入経験者に聞いたアシストスーツの効果...
  4. 京成バラ園がイチゴ狩り体験をスタート! その人気の理由とは
  5. 「最先端トマト農家」になるための学校が開校
  6. ホームセンター各社に聞いた、2024年注目の農業資材[コメリ・カインズ・農家の店しんしん・山新]...
  7. 水田フル活用政策、来年度は「産地交付金」さらに手厚く
  8. 履くだけで断然温かい! 冬時期の作業が捗る「防寒キルト長靴」
  9. 低価格の土壌の見える化システムが登場! 購入型クラウドファンディングで...
  10. 稼げる農家が育つ有機農業の町「綾町」の活気が凄い

フリーマガジン

「AGRI JOURNAL」

vol.32|¥0
2024/07/19発行

お詫びと訂正