注目キーワード

最新技術

牛が排出するメタンガスを1/85まで削減可能! イギリス発のウェアラブル端末とは?

牛の口や鼻孔から排出されるメタンガスは、二酸化炭素に比べて25倍の温室効果がある。イギリスでは欧米での実用化を目指し、メタンガスを二酸化炭素と水蒸気に分離する「牛用花輪型ウェアラブル端末」が開発されている。

メタンガスの環境負荷を軽減
牛用鼻輪型ウェアラブル端末

牛の口や鼻孔から排出されるメタンガスは、二酸化炭素に比べて25倍の温室効果がある。英国で開発されたゼルプは牛の呼気に含まれるメタンガスを検知し、酸化により二酸化炭素と水蒸気に分離する鼻輪型ウェアラブル端末だ。
 

 
一般的な頭絡や首輪と同様、牛に簡単に取り付けることができ、充電せずに約5年間使用し続けることが可能。牛が排出するメタンガスの環境負荷を85分の1に軽減できる。
 
また、牛の位置情報や健康状態などを常時モニタリングでき、収集したデータを疾病の早期発見や飼料給与の最適化に活用できるのも利点だ。これまでに英国とアルゼンチンで実証実験を実施。欧米での実用化を目指し、さらなる改良をすすめている。

©ZELP Ltd.




文: Yukiko Matsuoka

AGRI JOURNAL vol.15(2020年春号)より転載

関連記事

農業機械&ソリューションLIST

アクセスランキング

  1. ホームセンター各社に聞いた、2024年注目の農業資材[コメリ・カインズ・農家の店しんしん・山新]...
  2. 葉や果実に直接撒く! 新しいスタイルの肥料「プロフィット9」シリーズ登場...
  3. スマホで簡単に水管理ができる! 田んぼのダム化に対応する自動排水制御装置とは?...
  4. 農家の新しいつながりを作る! プラットフォーム6選
  5. ハイスペックで格好良い!「次世代軽トラ」の実力
  6. 酒造好適米には補助金が出ない? 日本酒の品質向上が難しい理由
  7. きゅうり農家が、AI搭載の自動選果機を作ってみた
  8. 『新鮮さ』を情報化 大手スーパーや大学が取り組む生鮮食品の鮮度情報管理...
  9. ストレスの少ない草刈り作業へ! 大型エンジン搭載のコメリオリジナル草刈機...
  10. 話題の「農泊」で農村漁村を救う! 農水省が本気だ

フリーマガジン

「AGRI JOURNAL」

vol.32|¥0
2024/07/19発行

お詫びと訂正