注目キーワード

道工具・資材

面白いほどに穴が開く! 山善のコスパ抜群「エンジン式穴掘り機」に注目!

体力との戦いでもある農作業。特に腰に負荷がかかる支柱設置作業の強い味方となる注目製品をご紹介。エンジン式で穴掘りをし、設置作業の省力化を実現できる山善新作エンジンオーガー。その使い心地を農家モニターに試してもらった。

夏場の増産に向けて
省力化したい

農家のみなさんにとって避けて通ることのできない作業のひとつ「支柱立て」。今回、山善の新作エンジンオーガーをモニターとして試してもらった高橋さんもそのひとりで、新たにホウレンソウ用のハウスを建てる予定もあり、「自動式の杭打機を使い、作業の省力化を図りたい」と考えていたそう。


試してくれたのはこの人!

高橋喜宏さん


およそ15年前に就農。以降、東京都三鷹市にある実家の圃場にて、トマトやナスをはじめとする多品目を少量ずつ生産する。繁忙期となる夏場は、支柱を立てる回数が倍増。シーズン中、トマトだけでも合計750本ほどの支柱を立てるという。


 

“自力で支柱立て”は
もう卒業!

「40歳を迎える頃から、体力の低下を感じるようになりました。体に負担がかかる作業を長時間やると、腰に痛みが生じることもあります。掛矢などを使って支柱を立てる作業は、特に堪えますね」と話す高橋さん。支柱の設置作業の省力化を望む高橋さんが注目したのは、『DREAM POWER』シリーズのエンジンオーガー。パワフルな掘削力をもち、硬い土壌にも次々と下穴を開ける、心強い一品だ。 

製品を試用後、モニターの高橋さんが発した第一声は「面白いほど簡単に穴が開く!」だ。「たった数秒で、深さ40~50cmの下穴が開きました。だいたい1分後には、支柱をすぐに挿せるくらいの穴が5つほど開いたので、そのパワフルさとスピード感に驚きましたね。これがあれば、支柱を立てる作業にかかる時間が従来の半分ほどになると思います」。 

販売店によって異なるが、価格は約4万円。求めやすさを叶えつつ、想像以上の効果を発揮するエンジンオーガーは、全農家必見のアイテムだ。

DATA

エンジンオーガー
EA-33D


オープン価格
全部で7種類のドリルに対応しており、直径20~150㎜の穴を開けることができる。
ドリル:別売り
サイズ:W560×D350×H240mm
質量:約8.5kg

《エンジンオーガー EA-33Dのご購入はコチラ》

Check!
新作エンジン式杭打機にも注目!

2021年4月、『DREAM POWER』シリーズの新製品となるエンジン式杭打機がリリースされる。スロットルレバーを引くだけでエンジンとハンマーが稼働し、自動で支柱が打ち込まれる仕組み。手持ち型の「PD-26D」・背負い式の「PDS-26D」の2タイプが用意されている。

こちらも試用した高橋さんは、「ハンマーの力が強力で、ガンガン支柱が埋まっていく感じがしました。仕組み・動きともにシンプルなので、すぐにコツがつかめると思います」とコメント。

エンジン手持ち杭打機
PD-26D



オープン価格
サイズ:W260×D580×H300mm
質量:約6.6kg


エンジン背負い杭打機
PDS-26D


オープン価格
サイズ:W320×D350×H380mm(棹部全長)2030mm
質量:約10kg

問い合わせ

株式会社山善
TEL:03-6456-0021


文:緒方佳子
写真:松尾夏樹

AGRI JOURNAL vol.18(2021年冬号)より転載

Sponsored by 株式会社山善

関連記事

農業機械&ソリューションLIST

アクセスランキング

  1. 軽トラカスタムの新潮流!親しみやすさが人気の『レトロカスタム』
  2. 【植物工場ビジネスの最新動向と課題】現状は赤字が約半数。エネルギー削減の取り組み進む...
  3. 魚のフンが肥料に!? 循環型農法「アクアポニックス」をパッケージ化した次世代農場...
  4. ハイスペックで格好良い!「次世代軽トラ」の実力
  5. スマート農機の自動操舵がより正確に! ソフトバンクのRTK測位サービスに迫る...
  6. 太陽光発電を活用し、天候や昼夜を問わず種まきと除草を自動化できる自走式ロボットとは?...
  7. 高温・乾燥ストレスの予防に!「海藻」の恵みを植物へ届けるバイオスティミュラントとは?...
  8. 世界初の量産型農業用無人車が登場! XAG×バイエル『R150』散布と運搬を自動化...
  9. 成功する農業後継「子供の頃から農業が嫌だった」
  10. 植物の免疫力と鉄吸収力を高める! “ビール酵母”がベースのバイオスティミュラントの実力とは...

フリーマガジン

「AGRI JOURNAL」

vol.32|¥0
2024/07/19発行

お詫びと訂正