注目キーワード

政策・マーケット

話題の「農泊」で農村漁村を救う! 農水省が本気だ

2020年までに全国500カ所!
農泊地域を創出する

優良事例のひとつに、長崎県小値賀島の取り組みがあります。同島では早くも平成18年に任意団体として協議会を設立し、教育旅行を中心とした宿泊事業を開始しました。翌年には協議会を法人化し、UIターンの若者を雇用。旅行業登録もしました。

教育旅行から大人の個人旅行を取り込む「大人の島旅」ブランドの構築や、古民家を生かしたレストランと宿泊施設を整備などが功を奏し、観光客数が大幅に増大しました。また、島の知名度が高まったこともあり、10年間で300名超がUIターン。いまでは観光・農漁業・商業など各方面で活躍しています。

農泊の取り組みは、農林水産省ばかりでなく、国全体の施策の中にも位置づけられています。平成28年3月に策定された「明日の日本を支える観光ビジョン」でも、滞在型農山漁村の確立・形成が重点施策のひとつとして掲げられ、農山漁村にインバウンド需要を呼び込む「農泊」の推進を図ることがうたわれています。

農林水産省では、平成29年度は50億の予算を設け、東京オリンピックが開かれる平成32年(2020年)までに、農泊に取り組む地域を全国に500創出し、地域の自立的発展と農山漁村の所得向上を目指していきます。


text:Kazuo Kojima

『AGRI JOURNAL』より転載

< 12

関連記事

農業機械&ソリューションLIST

アクセスランキング

  1. 土壌を豊かにし、環境を再生する不耕起・草生栽培|日本での現状と、普及への道筋とは?...
  2. これなら毎日着たい! オシャレであったかい防寒ワークウェア
  3. 農業初心者でも手軽に使える! グッドデザイン賞受賞の高機能培土とは?...
  4. バイヤーから見た! 売れる6次化商品のポイント
  5. 10年掛かる土壌改良が短期間で可能に! 天然腐植物質に含まれる「フルボ酸」の効果とは...
  6. 消費者が支える産直システム「CSA」の魅力とは?
  7. 農業経営を変える、大反響のLEDライトの魅力とは?
  8. 農家の事業承継がうまくいかない理由、相続との違い
  9. 産直サービスから規格外品救済まで! 作物や加工品の販売に役立つアプリやサービス7選...
  10. フリーマガジン「アグリジャーナル」最新夏号7/19(金)発行!

フリーマガジン

「AGRI JOURNAL」

vol.32|¥0
2024/07/19発行

お詫びと訂正