注目キーワード

政策・マーケット

施設園芸農家も必見! 農業経営のヒントが見つかるオンラインイベント GROUNDBREAKERS開催

毎年話題のオンラインイベント「GROUNDBREAKERS」が1/11に開催! 農業の課題解決に取り組む先駆者の事例や様々なテーマに関する座談会、クボタのソリューション紹介など人気のコンテンツに加え、今年は施設園芸農家必見の内容も予定されている。

施設園芸農家も必見!
GROUNDBREAKERSが開催

毎年1月に開催され、過去4回開催での登録者が延べ3万を超える「GROUNDBREAKERS」が、2024年1月11日に開催される。農業の課題解決に取り組む先駆者の事例や様々なテーマに関する座談会、クボタのソリューションを紹介する「参加費無料」のオンラインイベントである。

同イベントでは毎年、水稲・畑作・露地の視聴者向けのコンテンツが多いのだが、今回は幅を広げ、施設園芸向けのコンテンツも配信予定だ。

たとえば、中盤のインタビュー(GROUNDBREAKERS インタビュー Case2)では、兵庫県加西市でおいしいトマトとユニークなパッケージデザインでファンの心を掴む「よしよし畑」の久世継義氏が登場。商社やメーカーでの経験を活かしたブランディングの話は、自社の農産物の販売戦略を考えるうえで参考になるだろう。

▼あわせてCHECK!
よしよし畑で導入している、クボタのAI潅水施肥システム「ゼロアグリ®」についてはこちら

 

PICKUP! 注目のコンテンツ

◆14:45~15:15
選択セッション Part.1/SESSION02
「AI×ロボット」は農業をどう変えるのか?アグリテック最前線
NewsPicksとGROUNDBREAKERSがコラボ!


急速に進化するAIは、日本の農業の課題をどのように解決していけるのか。AI×ロボットの切り口で語る。

 
◆16:00~16:30
選択セッション Part.2/SESSION02
地域の未来まるごと!高専生と起業家が語る、ビジネスで拓く食と農

「テクノロジー×デザイン×起業家精神」3つの領域を三位一体で学べる学校として2023年に開校した神山まるごと高専。「まるごとファームクラブ」を立ち上げ農業にも取り組む学生たちが、起業家との対話を通して描く未来とは。10代だからこその鋭い視点と柔軟な発想力に注目。

 

節水・肥料削減、省力化に効果
クボタのAI潅水施肥システム ゼロアグリ®

GROUNDBREAKERSにも登場するよしよし畑で導入し、潅水作業で活用されているのが、AI潅水施肥システム「ゼロアグリ®」。クラウドを活用して自動で潅水と施肥を行うことで、養液土耕栽培における培養液供給の自動化を支援し、生産者の潅水負担を軽減するシステムだ。ハウス栽培面積の多いトマト、いちご、きゅうり、なす、アスパラガスといった野菜はもちろん、花卉や果樹にも適用され、適用作物は年々増加傾向中だという。

ゼロアグリ®は蒸散量に応じて24時間自動潅水し、スマートフォンでハウス内の様子をデータとして見ることができる。水やりはゼロアグリに任せて栽培管理や営業など他の作業に充てることができる他、センサーの計測値や培養液供給量などのすべてのデータがクラウド上に集まっているため、ゼロアグリ®を導入した生産者同士で情報共有や、過去のデータを解析して潅水施肥管理を改善することにも役立てられる。

check! ゼロアグリによるメリット

●労力削減
AIが最適な潅水量を推定し、自動で潅水と施肥を行うため、潅水の手間が省ける。潅水データ等はPC、スマートフォン等に転送され、ハウスに行かなくてもモニタリング・遠隔操作が可能。LINEアラートで、液肥残量が少ない等の栽培環境の危険もわかる。

●安定生産、高収量、高品質
人の手によるエラー無く潅水を実行。少量多潅水で植物のストレスを少なくし、最適な栄養分と水の供給を実現する。土壌水分量を一定保持することは、作物の安定生産、収量アップや品質アップに繋がる。

●節水・肥料削減
少量多潅水で、節水、肥料削減に繋がり、環境にやさしい。

●充実のサポート体制
装置導入後にメーカー専任者による対応が受けられるため、栽培中は安心して潅水をすることができる。

よしよし畑の久世さんは、「栽培はすべきことが多岐にわたっており、栽培結果が良くなかった場合に考えられうる要因が多いため、計画が良くなかったのか、実行の際にミスがあったのかも含め、原因を突き止めることができないこともありました。その分、ゼロアグリ®はAIが判断して潅水するので、実行の部分が不安定にならないという安心感があります」と話す。

クボタでは、ゼロアグリ®をはじめとした施設園芸の各種設備やハウス等を提供。他にも様々なスタートアップ企業との連携による新たな施設園芸のソリューション開発や、植物の葉の状態からかん水を自動で行う「ハミルス」などスマート農業の開発にも積極的に取り組んでいる。
こうしたクボタの先進的な取り組みの最新動向が知れるのも、GROUNDBREAKERSの楽しみの一つ。気になる方は、2024年の農業経営のヒントを探しに、ぜひ参加してみてほしい。

 

問い合わせ

GROUNDBREAKERS2024
開催日:2024.1.11(木)13:00-17:00
参加費無料、事前申込受付中
株式会社クボタ

Sponsored by 株式会社クボタ

関連記事

農業機械&ソリューションLIST

アクセスランキング

  1. 憧れの自動運転!トラクター自動化製品まとめ 【スマートトラクター編】...
  2. 【知って得する】若手農家必見! 農家が知るべき3つの「生産性」とは?
  3. ハイスペックで格好良い!「次世代軽トラ」の実力
  4. 2023年注目農業ウェア・アイテム6選! セレクトショップのおすすめを紹介!...
  5. 神木隆之介が天才植物学者に! 朝ドラの舞台・高知の生産現場で実感した「強さと努力」...
  6. 手強い雑草を制しつつ、環境にも優しい? “二刀流”の除草剤を使いこなせ!...
  7. 低コストで高耐久! 屋根の上で発電もできる「鉄骨ポリカハウス」
  8. 「生産活動そのもの」を価値として販売するには? コメ農家の未来を切り開く、生産者の奮闘...
  9. 軽トラカスタムの新潮流!親しみやすさが人気の『レトロカスタム』
  10. ゲノム編集と遺伝子組み換えの違いは? メリットを専門家が解説

フリーマガジン

「AGRI JOURNAL」

vol.32|¥0
2024/07/19発行

お詫びと訂正