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成功する農業!注目が高まる『農福連携』のポイント

視点3.最大限に活躍してもらおう
必要なのは作業分担!

ポイント⑤障がい者が行う作業をあらかじめ決めておく
「障がい者が行う作業」と「健常者が行う作業」をある程度分けておくことで、作業の段取りが組みやすくなる。特に最初のうちは単純な作業に限定し、その工程が行えるようになってから次の作業を検討していこう。
また、あらかじめ支援機関(障がい者就労支援施設、障がい者就労支援センターなど)の職員と打ち合わせをしておくと取り組みやすい。

ポイント⑥作業分担の基準をもうけておく
障がい者が行う作業は安全を第一に考え、そのほかの要素としては「自分で判断する要素が少ない作業」と「栽培全体へ影響がでない作業」を基準に考えるとよい。
例えば、育苗時の灌水作業は育成状況を観察して水やりを行うことが重要になるため、生産全体に影響が出やすく、意外にも難易度が高い。逆に出荷調整やトンネル等の資材設置は、一定の基準を設けることができるため、作業方法の工夫次第で取り組みやすくなる。

農業者にも障がい者にも
「福」のある取り組み

農業者の高齢化にともない、後継者不足や耕作放棄地の拡大が課題となっている。一方で障がいを持つ方々の仕事はまだまだ不足している。

「人材が不足している農業」と「仕事が不足している障がい者」のマッチングの視点だけでなく、農作業には多種多様な作業があり、自然のなかでの作業はストレス性も少ないため、障がいを持つ方が作業しやすい環境が存在する。

それぞれの性格や障がい適性により一概に判断できない部分もあるが、障がいを持つ方々が取り組みやすい作業の傾向を踏まえ、事前に作業内容を整理しておくことで、彼らは想像以上の活躍をしてくれるはずだ。
私は『農福連携』を実践している一員として、それをおおいに実感している。

プロフィール

中口 悠見

2007年(株)船井総合研究所に入社。企業の農業参入コンサルティングに従事しながら農福連携事業の研究を行う。2012年アルファイノベーション(株)にて障がい福祉事業コンサルティングを開始し、2013年よりNPO法人めぐみの里(障がい者就労継続支援施設)の管理者に従事し、農福連携事業を実践している。
HP:NPO法人めぐみの里

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