注目キーワード

最新技術

究極の地産地消へ! 限られたスペースを有効活用できる「ブイファーム」って?

イギリスで「ブイファーム」と呼ばれるモジュール型屋内農場ソリューションがある。棚を移動させ、作業スペースを確保できる仕組みだ。

限られた空間を活用!
「ブイファーム」

英国で開発された「ブイファーム」は、スチール棚のような形状のモジュール型屋内農場ソリューションだ。限られた空間を最大限に活用できるよう、高さを最長5メートルまで伸ばせるほか、可動式とすることで、作物の収穫やメンテナンス時のみ棚を移動させて作業スペースを確保できる仕組み。循環式の水耕栽培により、レタスなどの葉野菜やハーブ、食用花、イチゴなどを栽培できる。


©V-Farm

英国南西部ブリストルのレストラン「サンクラフト」では、厨房横に「ブイファーム」を設置し、ミントやシソ、カラシナなどを一年中、自家栽培。鮮度が高く、味、色、食感に優れた食材をその場で収穫し、調理して提供する究極の地産地消を実現している。



TEXT:Yukiko Matsuoka

AGRI JOURNAL vol.12(2019年夏号)より転載

関連記事

農業機械&ソリューションLIST

アクセスランキング

  1. 軽トラカスタムの新潮流!親しみやすさが人気の『レトロカスタム』
  2. ハイスペックで格好良い!「次世代軽トラ」の実力
  3. 空調服に水冷服、ネッククーラーも登場! 真夏の暑さ対策ウェア4選
  4. 業界初!60度の急斜面でも草刈り可能な草刈機「ベローン」で安心・安全&ラクな作業へ...
  5. 今買えるEV軽トラから特定小型まで! 農業で活躍するモビリティを一挙公開!...
  6. 2023年注目農業ウェア・アイテム6選! セレクトショップのおすすめを紹介!...
  7. 【検証レポート】本当に石の飛散が少ないのか? 噂のバッテリー式「T字型バリカン」草刈機を体験!...
  8. 畝間・株間除草をラクにする刈払機アタッチメントが登場
  9. 畜産にアニマルウェルフェアの意識を。人・環境・動物に“より良い”食べ物をつくる...
  10. 雑草のプロフェッショナルに聞く! 草をマルチにするメリットと留意点

フリーマガジン

「AGRI JOURNAL」

vol.32|¥0
2024/07/19発行

お詫びと訂正