注目キーワード

最新技術

生育環境を“コピペ”するだけ!? 驚きの農業技術!

持続可能な生産を!世界で広がるスマート農業。今回はUSAから、いつでもどこでも最適な環境で作物を栽培できる、農業技術プラットフォーム「フード・コンピュータ」についてレポートする。

同じ遺伝子を持つ植物でも、生育環境によって収穫物の量や色、形、味、サイズは異なる。
そこで、米マサチューセッツ工科大学は、最適な生育環境を別の空間に“複製”するという画期的な発想のもと、農業技術プラットフォーム「フード・コンピュータ」の研究開発に着手した。

温度や湿度などを最適化する栽培システムを開発するとともに、作物ごとに最適な生育環境を再現するプログラムを作成。これらはすべてオープンソースで公開されており、誰でも無料で利用できる。
ダウンロードしたプログラムを栽培システムで実行するだけで、いつでもどこでも最適な環境で作物を栽培できるこの仕組みは、新たな食料生産の手段として注目されている。

openag.media.mit.edu/hardware


text: Yukiko Matsuoka

※『AGRI JOURNAL』vol.3より転載

農業機械&ソリューションLIST

アクセスランキング

  1. 憧れの自動運転!トラクター自動化製品まとめ 【スマートトラクター編】...
  2. 神木隆之介が天才植物学者に! 朝ドラの舞台・高知の生産現場で実感した「強さと努力」...
  3. 2023年注目農業ウェア・アイテム6選! セレクトショップのおすすめを紹介!...
  4. 軽トラカスタムの新潮流!親しみやすさが人気の『レトロカスタム』
  5. 低コストで高耐久! 屋根の上で発電もできる「鉄骨ポリカハウス」
  6. 「生産活動そのもの」を価値として販売するには? コメ農家の未来を切り開く、生産者の奮闘...
  7. ハイスペックで格好良い!「次世代軽トラ」の実力
  8. ゲノム編集と遺伝子組み換えの違いは? メリットを専門家が解説
  9. 2020年注目女優・南沙良、映画『もみの家』の撮影を通して野菜好きに!?
  10. 手強い雑草を制しつつ、環境にも優しい? “二刀流”の除草剤を使いこなせ!...

フリーマガジン

「AGRI JOURNAL」

vol.32|¥0
2024/07/19発行

お詫びと訂正