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きゅうり農家が、AI搭載の自動選果機を作ってみた

素早い仕分け作業で、新鮮なうちに出荷を。

小池さんの「きゅうり自動仕分け機」に注目が集まる一方で、小池さんファミリーでは新鮮なきゅうりに並々ならぬコダワリがある。

「棘が刺さるようなきゅうりこそが新鮮な証だと考えています。鮮度を保ったきゅうりを出荷するために素早く仕分け作業を行いたい。そんな思いもあって、きゅうり自動仕分け機で省力化と作業スピードアップを狙っています」(小池さん)。


<画像提供:小池さん>

きゅうり自動仕分け機の特徴

小池さんの「きゅうり自動仕分け機」が注目を集めているのは、AIを用いているからだ。Google が公開しているオープンソースAI(人工知能)プログラム” TensorFlow”を活用して、機械自身に「どんなきゅうりなら何級なのか」を学習させながら、判定させ、仕分けさせている。

試作2号機では、ウェブカメラ3台できゅうりを撮影、データはPCに飛ばされる。それがTensorFlow を使ったソフト(アプリケーション)上で、どの等級に仕分けするか判定される。後は運搬メカに乗せられて、判定結果に応じて2L~Cの箱に移される、という流れである。本機には、あらかじめ撮影しておいた8,000本ものきゅうりの画像を読み込ませて、どの等級に判定するべきか、学習させてあるという。

<試作2号機の【判定メカ】。ボディはアルミフレーム、判定するための映像をとるための撮影カメラにWebカメラ3台(Logicool C270 × 2台 + ELECOM UCAM-C0220FE)を設置。照明は、高輝度LEDモジュール×4個を搭載している。きゅうりを送り出す【運搬メカ】は、サーボモーターにTowerPro SG-5010を、制御にはArduino microを採用。/画像提供:小池さん>

「機械として完成した後は、判定率を上げるため、プログラムを変更したり、撮影画像の解像度を変えたりと、試行錯誤を繰り返しました」(小池さん)。
こうして製造した「自動きゅうり仕分け機」の試作2号機の判定能力は70%ほど。まだまだ納得できるレベルではないという。

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