注目キーワード

最新技術

ハウス栽培の強い味方! 成長に合わせて自動潅水するAIシステムって?

ハウス栽培で高品質な作物を育てるには、潅水の「タイミング」と「適切な量」を見極めることが大切。とはいえ、限られた時間の中で、観察や判断に長い時間費やすのは難しい。そこでおすすめなのが、AIを活用した自動潅水システムだ。

潅水の量やタイミングを
AIが判断して自動供給!

『ゼロアグリ』はハウス・土耕栽培向けの自動潅水システム。日射センサと土壌センサで収集したデータを元に、AIが作物の成長に合わせた最適な潅水量を計算し、自動で供給する。


AI潅水施肥システム『ゼロアグリ』

実際にゼロアグリを導入した福島県の「ファーム大友」で話を聞くと、トマトの収量が1.5倍、秀品率も5%増となったという。作物が必要とする水をゼロアグリが少量多頻度で供給することで、安定した収量につながっている。

「施肥の量やタイミングを判断するために付きっきりで観察していた時間も大幅に削減できました。潅水が効率化できて、トマトに対して向き合える時間も増えています。これから反収を2倍3倍と増やしていきたいです」。(ファーム大友・大友佑樹さん)

DATA

AI潅水施肥システム『ゼロアグリ』
本体価格:120万円
クラウド利用料:12万円/年
※資材費やオプション費は別途見積。
※初期費用目安は300万円前後。

問/株式会社ルートレック・ネットワークス
TEL:044-819-4711


AGRI JOURNAL vol.11(2019年春号)より転載

Sponsored by 株式会社ルートレック・ネットワークス

関連記事

農業機械&ソリューションLIST

アクセスランキング

  1. 憧れの自動運転!トラクター自動化製品まとめ 【スマートトラクター編】...
  2. ハイスペックで格好良い!「次世代軽トラ」の実力
  3. 2023年注目農業ウェア・アイテム6選! セレクトショップのおすすめを紹介!...
  4. 【知って得する】若手農家必見! 農家が知るべき3つの「生産性」とは?
  5. 神木隆之介が天才植物学者に! 朝ドラの舞台・高知の生産現場で実感した「強さと努力」...
  6. 朝ドラ100作目ヒロイン・広瀬すず「食べることが大好き!」
  7. 手強い雑草を制しつつ、環境にも優しい? “二刀流”の除草剤を使いこなせ!...
  8. 低コストで高耐久! 屋根の上で発電もできる「鉄骨ポリカハウス」
  9. 「生産活動そのもの」を価値として販売するには? コメ農家の未来を切り開く、生産者の奮闘...
  10. 軽トラカスタムの新潮流!親しみやすさが人気の『レトロカスタム』

フリーマガジン

「AGRI JOURNAL」

vol.32|¥0
2024/07/19発行

お詫びと訂正